マラウイ赴任のご挨拶

はじめまして。この度、ISAPHマラウイ事務所に赴任致しました朴正美(パクチョンミ)と申します。マラウイへは、これまで二度訪れたことがあり、その二回とも修士課程の学生として初等教育に関する研究を目的としたものでした。三度目となる今回は、初めてのマラウイ北部での滞在となります。ISAPH事務所のあるムジンバは、マラウイ中部や南部とは使用する言葉も違えば風土も異なり、毎日が驚きの連続です。

「Warm Heart of Africa」と言われる通り、マラウイの人々はとても温かく親切で、一度会ったら次はもう「Hello, My Friend!」と気さくに声をかけてくれます。フィールドワークで出会う村の住人やマザーグループの方々は、私たちが訪れるたびに手を叩いて歓迎してくださるので、彼らの温かい待遇に心が洗われます。これからマラウイの方々の優しさに触れて生活できる幸福感を抱くと同時に、その優しさを当たり前に思ってしまわぬようにと心に決めました。

まだ着任したばかりですが、目の前にあることだけでなく、その先を見据えて、自分にできることを最大限発揮できればと思っています。現地の人々のニーズを知り、私たちアクターがそれぞれどのような思いでプロジェクトを進めていかなければならないのか、具体的目標を持って行動すること。事務所所長はじめ調整員、現地スタッフ、村の住民やボランティアスタッフ一丸となって、より良いプロジェクトを創り出せるよう、邁進していきたいと思います。よろしくお願いします。

ISAPH Malawi 朴 正美
現地スタッフのアンジェラさんと